食品から化粧品、日用品など幅広く用いられているスパウトパウチ。 スパウトをつけることで、食べきり・使いきりではなく必要な量だけを使用できるという特徴があり、最近では本品としても注目されています。
スパウトパウチのフィルム種類は主に4つ。アルミ、紙、透明、そしてアルミの代替となるアルミレス素材です。 実際にどんな種類があるの?と思っている方へ。種類別の特徴をご紹介します。
アルミスパウトパウチ
遮光性の高さから、ボディケア用品、洗剤など、光を避けるべき製品の包装として選ばれます。湿度や温度の変化にも強く、長期保管ができるところも特徴の一つです。また、パッケージのデザイン性が高いのも、アルミスパウトパウチの強みといえます。 アルミの光沢感をデザインに組み込むことができる為、デザインの幅が広がります。
透明スパウトパウチ
商品の中身を見せたい時に最適です。あえて中身を見せることで、パッケージと商品の中身の両方からデザイン性を持たせることができます。クリアなパッケージで透明感が演出でき、また中身が色付きの商品だとポップな印象にもなります。また、透明蒸着PETを使うことでバリア性を持たせることも可能です。
紙スパウトパウチ
表面基材をPETから紙に置き換えて、プラスチック使用量を削減した環境にやさしい「減プラ」のスパウトパウチです。 従来のスパウトパウチと比較しプラスチック使用量の削減になるのはもちろんのこと、ひと目で環境配慮だと分かるというメリットがあります。
アルミレススパウトパウチ
アルミ箔に替わるバリア素材として注目されています。アルミ箔より電力使用量・CO₂排出量が低いバリア素材を使用しているため、環境に配慮をしたスパウトパウチです。バリア性のある素材を用いることによりアルミ箔と同等レベルのバリア性を保ち、 代替品として十分なスペックを有しています。また、機能面だけではなく高光沢、輝度感がある素材で、見た目にも美しいのが特徴です。
まとめ
スパウトパウチは食品から化粧品、日用品まで、さまざまなものを保存するのに便利なパウチです。再封性が高いため、使いたい時に必要な量だけを使用できます。 地球環境に優しいエコ容器であるスパウトパウチは、ますます需要が増え。特にSDGsが注目されている今、事業者は自社製品の容器を見直すタイミングが来ているのかもしれません。今回ご紹介したアルミ、透明、紙、アルミレス素材のスパウトパウチで、それぞれの特徴をうまく使い、製品パッケージに取り入れてみてください。
Pro-perでは、小ロットからオリジナルのスパウトパウチ作成や、環境に配慮したスパウトパウチ作成など、お客様のニーズに合わせてデザイン、印刷、加工まで専門スタッフが丁寧に対応いたします。
スパウトパウチをお求めの方は、是非Pro-perのスパウトパウチをご検討ください。スパウトパウチに関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にPro-perまでお問い合わせください。
関連商品
記事を作成・監修したマイスター
吉田 潤一
福島印刷工業株式会社
マーケティング部 開発室長
資格:包装専士
1986年よりパッケージ印刷業界に従事しております。長年培ってきたパッケージ印刷に関する知識を活かし、当社の加工技術や製品情報をご紹介します。
趣味 は フォークソング、オヤジバンドでライブ活動をすること。